保育の考え方
「あなたは、あなたでいい。」というメッセージと、
大事にされた記憶を子ども達へ
自分の存在を認めてもらえたとき、人は初めて自立に、そして自律にむかいます。
当園では、紙おむつや紙パンツを多用しません。衣類が汚れたらすぐに清潔なものに交換します。
でちゃったときは「でちゃったね」と受け止めてあげる。それだけでも子どもは安心です。
生理的、本能的な欲求を受け止めてもらえることは「生命が守られている」という安心感に、
また生きていくための心の支えになります。
「あなたは、あなたでいい。」
大事にされた記憶や受け入れてもらえた記憶は、子どもの心の成長に欠かせません。
大人になり、親になってからも、その記憶はきっと彼らの心の支えになるはずです。
そして、また次の世代に「温かい記憶を残してあげたい」という願いが生まれ、それがずっと続いていきます。
そのためにできることを探し続けること、そのための保育を続けていくことが当園で大切にしている保育の考え方です。